Guide for QR
    使用ガイドブック

    Ver. 1.0 発行日:

    本ガイドブックでは、「Guide for QR」の方針にご賛同いただき、ともに取り組んでくださる皆様に向けて、適切に推進していただくための基準と、その意図や背景を示しています。

    Guide for QRの適用

    対象

    QRコードが印字されたパッケージや印刷物

    優先度

    • 対象が使用される国または地域の法律や規制が本ガイドブックの基準と異なる場合は、本ガイドブックに優先して現地の法律や規制に従ってください。
    • 本ガイドブックの基準を満たすことが難しく、各要素の仕様を変更する場合は、ユーザーテストを実施して有効性を確認してください。

    問い合わせ先

    ソニー株式会社  Guide for QR窓口

    sec-guideforqr-office@sony.com


    Guide for QRの構成要素

    Guide for QRは、QRコードの近くに配置された3種類の触知可能な加工によって構成されます。

    ①立体加工のL字型
    フレーム

    ②半円形の切り欠き

    ③立体加工のドットライン

    注記

    • 「立体加工」は加工面から浮き出た状態を指します。穴やへこみでは触知が難しくなります。
    • QRコードの明暗/左右が反転している場合も、各要素のサイズ基準と配置基準は同じです。

    ①立体加工のL字型フレーム

    立体加工された4つのL字型のフレームでQRコード全体を囲みます。
    対象の大きさ・目的・構造によってS/M/Lのいずれかのサイズを選択してください。

    サイズ基準

    • Sサイズ:立体加工の外寸 23 mm、QRコード四方 12.7 mm
    • Mサイズ:立体加工の外寸 32.6 mm、QRコード四方 20.0 mm
    • Lサイズ:立体加工の外寸 38.4 mm、QRコード四方 24.6 mm
    • 立体加工の厚み:0.2 mm超(0.4 mmを推奨)
    • フレームの幅:2.5 mm
    • フレームとフレームの間隔:3 mm

    配置基準

    • QRコードが立ち壁から20 mm以上離れている(難しい場合は10 mmを最低限とする)
    • フレームが手に触れやすい位置にある
    • フレームと同じ面や近くに似た触覚の加工が施されていない

    ②半円型の切り欠き

    QRコードの近くに半円型の切り欠き加工を施し、位置の目印とします。

    サイズ基準

    • 切り欠きの直径:7 mm

    配置基準

    • 切り欠きと同じ面や近くに似た触覚の加工が施されていない

    ③立体加工のドットライン

    切り欠きからL字型フレームまでの距離が13 mm以上の場合は、立体加工されたドットを線状に配置してQRコードへ誘導します。

    ドットラインの向きを変えるときは、直角ではなく角に丸みをつけます。

    サイズ基準

    • ドットの直径:2 mm
    • 立体加工の厚み:0.2 mm超(0.4 mmを推奨)

    配置基準

    • ドットとドットの間隔:1 mm
    • 4つ以上のドットで構成されている

    直線でドットラインをつないだ場合

    曲線でドットラインをつないだ場合

    基準の意図と根拠

    QRコードの最小サイズ

    弱視の方への調査から、QRコードを認識するには四角いシルエットが重要とわかったため、ぼやけても四角いと認識できる最小サイズに設定しました。

    立ち壁からの距離

    指でGuide for QRに触れるときに壁が触知の妨げとならないよう、充分な余白を設定しました。

    ドットの大きさ

    1つのドットの触覚と、複数のドットによる線の触覚を両立するため、大きすぎず、小さすぎないバランスに設定しました。

    切り欠きのサイズと形状

    充分な触覚があるサイズを持たせながらも、指が入り込んでしまうと開閉用の穴と誤認される可能性があるため、半円型の形状を採用しました。


    チェックリスト

    QRコードとL字型フレーム

    • 立体加工とQRコードのサイズが適切
    • Sサイズ:立体加工の外寸 23 mm、QRコード四方 12.7 mm
    • Mサイズ:立体加工の外寸 32.6 mm、QRコード四方 20.0 mm
    • Lサイズ:立体加工の外寸 38.4 mm、QRコード四方 24.6 mm
    • QRコードの近くに立ち壁がある
    • QRコードと立ち壁に充分な距離がある(推奨:20 mm以上、必須:10 mm)
    • QRコードの印字面や近くにGuide for QR以外の立体加工が施されていない
    • QRコードの印字にGuide for QRの各要素が重なっていない
    • 立体加工に充分な厚みがある(推奨:0.4 mm、必須:0.2 mm超)
    • L字型フレームの幅と間隔が適切
    • フレームの幅:2.5 mm
    • フレームとフレームの間隔:3 mm

    切り欠きとドットライン

    • 切り欠きのサイズと形状が適切
    • 直径:7 mm
    • 形状:半円型
    • 切り欠きからL字型フレームまでが13 mm以上離れている
    • ドットラインを配置している
    • ドットラインが4つ以上のドットで構成されている
    • 立体加工に充分な厚みがある(推奨:0.4 mm、必須:0.2 mm超)
    • ドットのサイズと間隔が適切
    • ドットの直径:2 mm
    • ドットとドットの間隔:1 mm

    *QRコードは、株式会社デンソーの登録商標です。