花をふんわりと撮る | デジタル一眼カメラ α(アルファ)で写真撮影を楽しむ | 活用ガイド | デジタル一眼カメラ α(アルファ) | サポート・お問い合わせ | ソニー

    花をやさしい感じでふんわりと撮るには、背景とそのぼけ具合が重要です。
    ここでは、ぼけが大きくなるようにAモードに設定し、絞りをなるべく開いて撮影しましょう。

    背景のぼけを作ってみよう

    花をふんわりときれいな色合いで撮るには、背景をどうまとめるかが重要です。ズームレンズをお使いの場合はレンズの望遠側(焦点距離が長い側)で、被写体にグッと近づいて撮ってみましょう。望遠側で近づくだけでぼけが大きくなり、花が引き立ち、いつもと違った写真が撮れるようになります。

    焦点距離が長い方がぼけが大きくなる

    下の写真は、【1】焦点距離55mm、【2】焦点距離210mmで撮影した写真です。焦点距離が長い方がぼけが大きく、花のみずみずしさが引き立っているのがわかります。望遠レンズをお持ちの場合は、そちらを活用するとより背景をまとめやすくなります。

    背景の色を工夫する

    背景の色を工夫しましょう。赤い花の背景は緑にするなど対照的な色を選ぶことで、より花の鮮やかさが引き立ちます。いろんな角度から背景を変えながら撮り、お気に入りの一枚を探しましょう。

    Aモードで絞りを大きく開く

    Aモードは絞り優先モードです。AモードでF値(絞り値)を変更すれば、ぼけの量をコントロールできます。F値が小さいほど絞りが大きく開き光を多く取り込めます。また、ピントの合う範囲がせまくなるため背景が大きくぼけて、主役の花が引き立ち全体的にふんわりとした雰囲気に仕上がります。

    F3.2で撮影
    F20.0で撮影

    ぼけの要素について詳しくは以下のページをご覧ください。
    ぼけの要素

    明るさを調整しよう

    露出補正で明るさを調整する

    写真の明るさを少し明るめにすると、花のふんわり感がアップします。

    【1】がカメラの自動露出により撮影した写真です。背景が明るいため、花が暗く写ってしまいました。これでも花の色や形は伝わりますが、ピンク色が少しく沈んでしまっています。露出補正により少し明るめに撮った【2】の写真のほうが、よりふんわりとした優しい雰囲気が出ています。

    露出補正について詳しくは以下のページをご覧ください。
    露出と露出補正

    光の向きを考える

    光の当たり方をコントロールできる自宅などでは、なるべく逆光になるように花を配置しましょう。直射日光ではなく、できればカーテン越しの光を利用したり、くもりの日に撮影をすると、やわらかい光になるので撮影に最適です。

    逆光で被写体のうしろから光が当たり、写そうとする花の前面が陰になって暗くなる場合は、市販のレフ板を使うと明るさを補い不要な陰を消すことができます。花とカメラの間にレフ板を置いて、反射した光が花に当たるようにレフ板の位置と角度を調整しましょう。

    レフ板あり
    レフ板なし
    自然光が差し込む窓際に置いた花とカメラの間に、レフ板代わりの白いボードをスマートフォンスタンドに設置したセッティング例を示すイラスト

    レフ板がなくても白い紙などで代用できます。上の作例ではレフ板の代わりに白いスチレンボードを利用して、左のイラストのようなセッティングで撮影しました。角度が調節できるスマートフォンスタンドなどがあるとスチレンボードが安定するので便利です。

    クリエイティブルックを使ってみよう

    クリエイティブルックはカメラにあらかじめセットされた「画作り」の基礎となる設定値をテーマごとに簡単に適用できる機能です。[FL]や[PT]などのクリエイティブルックはそれぞれ色味や明るさ、コントラスト、シャープさなどのさまざまな要素が組み合わされています。それらをベースに彩度やコントラストなどの要素ををさらに調整することが可能です。

    クリエイティブルックの[SH]がおすすめ

    クリエイティブルックの[SH]を使うと透明感・柔らかさ・鮮やかさを持つ明るい雰囲気に仕上がるので、花をふんわりとした雰囲気にしたいときには特におすすめです。[SH]をベースに彩度やコントラストなどを調整し、撮りたいイメージに近づけましょう。

    クリエイティブスタイルは[ポートレート]がおすすめ

    カメラによってはクリエイティブスタイルが搭載されています。クリエイティブスタイルの場合は[ポートレート]をお試しください。[ポートレート]は人物の撮影に適したスタイルですが、花の柔らかな雰囲気を表現するのにもおすすめです。

    クリエイティブスタイルとクリエイティブルックのどちらが搭載されているかは、お使いのカメラの取扱説明書またはヘルプガイドをご確認ください。クリエイティブスタイルとクリエイティブルックについて詳しくは以下のページをご覧ください。

    マクロレンズを使ってみよう

    花や小物を撮っていると、もっと近づいて大きく細部まで写したいと思うことがあるかもしれません。しかし、レンズには最短撮影距離があり、被写体に近づける距離には限界があります。そんなシーンに特化したレンズが『マクロレンズ』です。被写体にギリギリまで近づくことができ、クローズアップされた写真を撮ることができます。

    マクロレンズの特徴と最短撮影距離については以下のページをご覧ください。

    ボディ、レンズともに、35mmフルサイズとAPS-Cフォーマットがあります。
    35mmフルサイズのボディにAPS-Cのレンズを装着したり、APS-Cのボディに35mmフルサイズのレンズを装着することも可能です。詳しくは以下のページをご覧ください。

    APS-Cフォーマットのボディまたはレンズと35mmフルサイズのボディまたはレンズを組み合わせて使えるか
    • レンズ本体で最大撮影倍率1.4倍を実現。さらに別売のテレコンバーターSEL20TCおよびSEL14TCテレコンバーターに対応し、SEL20TCでの最大倍率は2.8倍。等倍では捉えきれない繊細な質感まで鮮明に描写し、新たな映像表現が可能となります。

    • 光学式手ブレ補正機構の搭載により、手持ちで高精度な等倍撮影ができる90mmの中望遠マクロレンズです。Gレンズならではの柔らかく美しいぼけ味を実現し、遠距離から至近距離までピントが合った被写体を鮮明に描写します。

    • 中望遠マクロレンズと比べてより広い範囲の背景を入れたフレーミングを楽しめる50mmの標準マクロレンズです。本格的なマクロ撮影による作品づくりから、テーブルフォト、スナップ、風景、ポートレートの撮影まで幅広いシーンで活躍します。

    • 約138gと軽く、手軽に持ち歩けるAPS-Cフォーマットの等倍マクロレンズ。最短撮影距離約9.5cmまで被写体に近づけるので、花や小物などの近接撮影はもちろん、テーブルにある料理も座ったままで撮影できておすすめです。

    マクロレンズではありませんが、F値の小さい明るい単焦点レンズもおすすめです。

    • G Masterならではの圧倒的な高解像を開放F値1.8から画面全域で実現するとともに、なめらかで美しいぼけ描写を両立した大口径望遠単焦点レンズです。ポートレート撮影や草花の撮影など、さまざまなシーンで活躍します。

    ほかのテーマや撮影の基礎知識もぜひご覧ください。

    WEBで学ぶ撮影のコツ アルファで写真撮影を楽しむ
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