意図した部分にピントを合わせる - スポットAF | AF設定ガイド-α7RII(ILCE-7RM2)/α7II(ILCE-7M2) | 活用ガイド | デジタル一眼カメラ α(アルファ) | サポート・お問い合わせ | ソニー

    Case 6意図した部分にピントを合わせる - スポットAF

    [フォーカスエリア]で、フレーム内のどのAFポイントを使うかを決めます。

    通常は[ワイド]に設定します。動きが予測しにくい動体撮影時や、とにかく素早くシャッターを切りたいときなどに特に向いています。通常、カメラから近くにあるコントラストが強い被写体にピントが合います。シャッターボタンを半押しすると、ピントが合っているエリアに緑色の枠が表示されます。

    スポットAFを使うシーン

    狭い範囲にピントを合わせたい被写体がある場合は、[中央]か[フレキシブルスポット]を使います。[フレキシブルスポット]は測距枠を好きな場所に移動でき、狭い範囲にある非常に小さい被写体にピントを合わせます。

    被写体が小さいとき

    飛行機や鳥など空中で動いている被写体は、カメラをパンしながらその動きを追いかけます。フレーム内の被写体が小さい場合はより正確なピント合わせが必要なので、[フレキシブルスポット]を選択します。

    拡張フレキシブルスポット(ILCE-7RM2のみ)

    [フレキシブルスポット]のサイズは[S]、[M]、[L]から選べます。 狙った一点にピントを合わせたい場合は[S]を選びますが、測距枠が狭すぎてピントが合いにくいケースもあります。このような場合は[拡張フレキシブルスポット]をお使いください。

    被写体がフレームの中心にないとき

    被写体がフレームの中心になく、三脚使用時などでフォーカスロックしたまま構図を取り直すのが困難な場合、[フレキシブルスポット]ならばフレームの周辺にある被写体にピントを合わせられます。

    ポートレート撮影

    85mm F1.4のような大口径レンズを使ってポートレートを撮影すると、背景をぼかして被写体を際立たせることができます。絞り開放の場合は被写界深度が浅くなるので注意深くピントを合わせる必要があります。

    瞳AF

    大切なポートレート撮影で確実に瞳にピントを合わせるならば、[瞳AF]を使います。

    スポーツなどの動きがあるシーン

    この例のようなシーンでは、被写体の動きに集中し、先を予測しなければいけません。[フレキシブルスポット]では被写体の細部やキープレーヤーにピンポイントでピントを合わせられるので、印象的な写真が撮れます。

    ILCE-7RM2:フレキシブルスポット(動画)

    コンティニュアスAFとロックオンAF

    動体撮影時は[コンティニュアスAF]に設定します。これはどのフォーカスエリア設定でも使えます。[フォーカスエリア]を[ロックオンAF]にすればカメラが自動で被写体を追尾します。[フレキシブルスポット]ではどの被写体を追尾するかを選べます。

    フォーカススタンダード

    動いている被写体に手動で測距枠を合わせたい場合は[フォーカススタンダード]を使います。カスタムキー設定で[フォーカススタンダード]を任意のボタンに割り当てれば、少しの動作で測距枠を移動できます。

    フォーカス位置の選択で印象深い写真にする

    フォーカス位置を選択すると、特定の被写体を際立たせることができます。大口径のレンズを使えば写真に深みと活き活きとした印象を加えます。

    撮りたい被写体の前に別の被写体がある場合

    [フォーカスエリア]を[ワイド]に設定した場合に陥りやすいのは、手前に柵などがあったり、別の被写体によって部分的に隠されることで、意図しないところにピントが合ってしまう状況です。これを避けるには[フレキシブルスポット]を使います。

    中央AF

    被写体のサイズや位置によっては[中央]を選択します。

    [中央]の測距枠は[フレキシブルスポット]の[L]と同じサイズで、大きさの変更はできません。もっと狭い範囲でピントを合わせる場合は[フレキシブルスポット]の[S]か[M]を使います。

    マクロ撮影

    被写界深度が非常に浅いクローズアップやマクロ撮影では、ピンポイントで正確にピントを合わせるために[フレキシブルスポット]を使います。クローズアップでディテールにこだわりたいシーンでは、サイズを[S]か[M]に切り替えます。

    ピントの微調整

    オートフォーカスで合ったピント位置をほんの少しずらしたい場合は、カメラを前後に動かすか、ダイレクトマニュアルフォーカス(DMF)を使います。

    構図の取り直しはフォーカス移動を引き起こしやすい

    フォーカスロックをしてから構図を変える従来の方法は、特に開放絞りではフォーカス移動しやすいので注意が必要です。

    フレームの中心にあるAの花にフォーカスロックすると、カメラとA(青いライン)の距離に面でピントが合っています。カメラをパンしてBに向けると、今度はカメラとB(赤いライン)の距離に面でピントが合うので、Aにある花からピントがずれてしまいます。

    このようなケースでは、構図を決めてから[フレキシブルスポット]でAの花に測距枠を設定します。