基本のワイヤレスフラッシュ
(A):コントローラー
(B):オフカメラフラッシュ
基本のワイヤレスフラッシュは、コントローラーと1台のオフカメラフラッシュでシステムを構成します。
カメラに取り付けた外付けフラッシュがコントローラーです。Aマウントカメラの場合は、内蔵フラッシュもコントローラーとして使えます。 たった1台のオフカメラフラッシュでも、カメラの内蔵フラッシュやカメラに直接取り付けた外付けフラッシュよりも、格段に優れたライティング効果を発揮します。
カメラの内蔵フラッシュを被写体の正面から発光して撮影
カメラの内蔵フラッシュやカメラに直接取り付けた外付けフラッシュの光を被写体の正面から当てると、背後に強い影ができてしまいます。



オフカメラフラッシュと被写体の位置関係を変えて撮影
オフカメラフラッシュを使えば、被写体とフラッシュの位置を変えるだけで、撮影結果に明らかな違いが生まれます。
斜め前からの光


斜め後ろからの光


真横からの光




- オフカメラフラッシュは片手で持つこともできますが、フラッシュに付属しているミニスタンドを使用するとよいでしょう。
- ミニスタンドは三脚に取り付けることができます。標準的な1/4インチの三脚ネジ規格を採用しています。


- オフカメラフラッシュを使うと、赤目現象を避けることができます。
ワイヤレスフラッシュの光量比制御撮影
2グループ、または3グループでシステムを構成
HVL-F60M、HVL-F43M、HVL-F58AM、HVL-F43AMをコントローラーとして使用すると、光量比制御撮影ができます。
光量比制御撮影は、2つ以上のフラッシュを使い、コントローラー(CTRL)を含め、2つあるいは3つのグループで構成します。基本のワイヤレスシステムとは異なり、コントローラーも発光し、フィルライト(補助光)の役割を果たします。
リモートグループ(RMT、RMT2)にはそれぞれ複数のフラッシュを設定可能で、各グループの光量の割合をコントローラーから調整できます。撮影時にすべてのフラッシュが一斉に発光し、フラッシュTTL測光により、カメラは適正な露出を得られます。
光量比制御撮影の構成例

2グループの例

3グループの例(その1)

3グループの例(その2)
構成によって、設定できるフラッシュが異なります。詳しくは 対応表をご覧ください。
どのフラッシュグループを使うと、被写体にどのように光が当たるのか
被写体とフラッシュの位置関係による効果の違いを示すために、1グループづつ発光させてみました。
RMT2を発光


RMTを発光


CTRLを発光


ひとつのグループの光の強さを変えると仕上がりにどのような違いが生まれるか
すべてのグループを発光させますが、被写体の右側にあるRMTグループの光量比を徐々に上げています。仕上がりにどのような違いが生まれるかを比べてみてください。数値はCTRL:RMT:RMT2の光量比です。
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1:8:16

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動画もご覧ください。
ワイヤレスフラッシュ セットアップ編
光量比制御の設定画面
光量比制御の設定はフラッシュの液晶画面に表示されます。全体の光量比を確認するには、割り当てた数値を合計して、各設定値をその合計値で割ります。
例えば、「CTRL=1」、「RMT=8」、「RMT2=16」の場合、それぞれのグループが全体に占める光量比は以下のようになります。
CTRL = 1/25
RMT = 8/25
RMT 2 = 16/25

「4:4:4」と「1:1:1」、「2:4:8」と「1:2:4」などは比率が同じなので、光量比は同じです。
リモートグループ「RMT」「RMT2」が複数のフラッシュで構成されている場合、ひとつのフラッシュが発光する光量は、そのグループ内のフラッシュの数で分割した値です。

